【9月3日 続編】
夜10時を過ぎて、前蛹(ぜんよう)状態だった1号に異変。
間もなく蛹になる為の脱皮が開始されると思われる変化があった。
ふっくらしていた身体が、少しずつキューっと縮まっていく感じ。
こうなってくると1時間以内には脱皮の開始。
脱皮が始まれば5分程度で蛹になってしまうので終始目を離せない。
最初は頭だけが動いていたが、だんだん動く範囲が広がって
身体全体が深呼吸しているような動きをする。
スゥ~~~~~・・ハァ~~~~~・・
スゥ~~~~~・・ハァ~~~~~・・・
のリズム。
けれども、この状態が1時間半、2時間と過ぎていき
深夜1時をまわっても剝けてこない・・。
おかしい・・
身体も、大丈夫か?というぐらい縮こまる。
まるで餓死しているよな程・・。
10分ほど目を離して戻ってみると
縮こまった身体が少しねじれたように変化して動きは激しく乱れていた。
いよいよか?!と動画を撮ったりしていたのだが・・・全然脱皮しない。
事前に調べていた状態とも、少し違う様子。
その後、動きが急速に減退し、農薬による中毒と同じ症状を経て
何時間も悶え苦しみ無残な姿で永眠いたしました。
原因はやはりホームセンターで購入したレモンにあるようです。
葉を綺麗に洗って与えてはいたけれど、洗ったぐらいじゃ落ちない
根っからの毒されレモン。
別に幼虫用に売られているレモンじゃないんだから仕方ないけど
ホームセンターまで嫌いになりそう勢いだ。
ちょっと、いや・・かなりのショックです。
残りの幼虫達がいる飼育ケースにはそのレモンの葉がたくさん入っている。
早急にすべての葉を撤去して、それまで食べていた自作の完全無農薬オレンジ
(残りわずかになっていたもの)を投入。
そういえば、レモンになってからあんなに食欲旺盛だった幼虫達が全然食べなくなっていた。
オレンジを投入すると、やはりすごい勢いで食べる。
農薬なんて大嫌いだよ。
もうイヤだ。
よくよくよく考えたら、飼育についてはいろんなサイトを見たりしていたのだから
事前に阻止できたと思うと自分にも腹立たしいわ。
実際同じような体験をしている方がたくさん存在。
今日からまた柑橘系を種から育てる事にした。
来年、再来年来るかもしれないアゲハの子のために。
今朝、近隣でお分け頂いたユズの葉を追加投入。
そして今日無農薬の葉を求めて旅をしてきます。
しばらく様子を見ていたら、何だか幼虫が増えている。
分けて頂いたユズに小さな幼虫がオマケで付いていたようだ(;・∀・)
※蛹になったら、アップするつもりで撮影していた動画は
結果として中毒で悶え苦しんでいるだけの姿になってしまった。
とてもじゃないがアップできない。
昨日脱皮して芋虫になった3号。
とりあえず元気。 レモンはほとんど食べていないので
何とか生き延びてほしい。